- 親のスマホ依存はネグレクトにつながる
- 子供がゲームやスマホに依存しやすくなる
- スマホ依存が学力を低下させる
スマホが普及してきて、上記のようなことがいわれています。
あなたはスマホ依存になっていませんか?
「自分は大丈夫」と思いながらも、スマホ依存になっている可能性があります。
スマホを見ているとき、子供はどうしてますか?
実は、子供の前でスマホをみることは、ネグレクトにつながるかもしれないのです。
この記事では、
- スマホ依存の子供への影響
- スマホ依存を治す方法
- スマホ依存に陥らないための方法
についてお伝えします。
今話題の「スマホ脳」をぜひ読んでみよう!
子育て中ママがスマホ依存になりやすい理由
実は、私もスマホ依存じゃないかと思うようになりました。
趣味の英語学習は、スマホのアプリで気軽に取り組むことができます。
しかし、時々SNSに目を通したり、ニュースを見たりしているうちに、ネットサーフィンして本来の目的以外のページを見ていたりします。
スマホに夢中になっている間に子供に話しかけられると、「もう、うるさいな」という気持ちになってしまいます。
気づいたら、子供たちはゲーム、私はスマホ、という形で2、3時間過ごすことも。
これは、いけない!と思いながら、スマホ依存について検索・・・→はい、スマホ依存です。
子育て中のママは、常に家で子供と向き合っています。外出するのも疲れるし、心配なことがあっても気軽にきける人がいない・・・ママだけでなく、パパもそうですよね。
子育て中の親がスマホ依存になりやすい理由
- 子育てでストレスがたまる
- 相談できる人がいない
- 自分の時間がない
- 疑問があったらスマホで検索して解決できる
このことから、子供といるよりも、インターネットの世界の方が心地よく感じるようになってきます。
私がスマホ依存を治そうと思ったきっかけ
この記事を書いている時点で、私には9才の長女、5才の長男、3才の次男と3人子供がいます。
当然、子供は早い時期からゲームに興味をもち、今では3人でスーパーマリオをしたり、YouTubeをみたり。
もちろん、時間制限はするのですが、なかなかやめないことも。
ある時、3才の子が、「お母さんと一緒に遊ぼうか?」と誘うと、「アンパンマンみたい」と言うようになりました。
ショックを受けました・・・
また、上の子二人も、ゲームの時間が1時間を超えると、ケンカしたり、ゲームをやめたあとも機嫌が悪いということもありました。
子供が小さくかわいい時期は今だけなのに、子供と関われず、危機感を覚えました。
スマホ依存で子供はこうなる
私の経験のとおり、子供がメディアに接する時間が多いと、子供が精神的に不安定になります。
また、親がスマホに依存していると、子供がメディアに接する時間は増えます。
そして、親子の時間は減っていきます。
子育て世帯の親が、子どもの世話に行き詰って、スマートフォンなどを使ってストレスを解消しようとすると、子どもに悪影響を及ぼす可能性があるという研究が、ミシガン大学とイリノイ大学の研究チームによって発表された。
親のスマホ依存によって子供に与える影響をまとめると
- 親子の対話が減る
- 子供もゲームにはまる
- 子供が暴力的になる
- スマホによって親子ともにストレスがたまる
これらは相互作用があります。
- 親子の対話によって子供は社会性身につけるのですが、親がスマホばかりに心を奪われていると、子供が邪魔だと感じるようになる。
- そういった感情を子供は敏感に感じ取り、親の気をひかせたいと暴力的な行動をとるようになる。
- 子供がゲームをするようになると、親がスマホをしているからと、ゲームも長時間するようになる。
- 親からすると、子供がゲームをしていた方が都合がいいので、それを許し、親子ともにメディアにはまる。
- 長時間のメディア使用でストレスがたまり、さらスマホに依存していく。
- 子供の睡眠時間が減り、学力は低下、親も家事がおろそかになり、健康的な食事を与えられなくなる。
スマホ依存を治す方法
スマホが子供との時間を奪い、生活の質も下げています。
小さいときのかわいらしい子供の姿がみれるのは今だけなのです。
スマホがなくてもできること
スマホ依存を治すには、スマホがなくてもできる作業はスマホ以外のもので代用することからはじめます。
・アラーム→目覚まし時計
基本的に、スマホを枕元に置かないことからはじめましょう。アラームは目覚まし時計で代用できますよね。
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・時間確認→腕時計
時間をみるためにスマホを開いていませんか?スマホをひらいたとたんに飛び込むアプリやSNSの通知、気になってしまいます。腕時計を身につけましょう。
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・読書や学習→紙の本かキンドル
読書をしよう、英語学習をしよう、とスマホで取り組んでいると、これまたアプリやSNS通知。また時間を無駄にしてしまいましたね。紙の本かキンドルを使いましょう。
・ニュース閲覧→新聞
スマホでニュースをチェックすると、どうでもいいニュースまで目に飛び込んできてあっという間に時間が過ぎてしまいます。そこまでチェックしなくても社会に置いていかれません。新聞で必要最低限のニュースを仕入れましょう。
・買い物→実店舗
オムツなど決まっている買い物はいいとして、洋服やおもちゃなどは見ているとキリがありません。お金も必要以上に使ってしまうので、リアル店舗にいきましょう。
しかし、スマホが必須の場合もあります。
それは、電話、ライン、幼稚園や小学校の連絡、スケジュール。必要な時にだけみるようにこころがけましょう。
親がスマホをみるときのルールを決める
基本的に、子供が起きている間はスマホを見ないようにしましょう。
もし、どうしても必要な連絡があったり、メールなどのチェックをしたいのなら、トイレなど子供の目の届かないところでしましょう。
また、「今おばあちゃんに〇〇のことでラインしてるから待ってね。」と子供にきちんと要件をいいましょう。
毎日は無理だというのなら、週1回でもいいので、「今日はママはスマホを使わない日ね!」と宣言しましょう!
そのかわり、子供が寝ているときは、思う存分スマホに触れてもらってもいいですよ。しかし、子供が鳴いたり、呼ばれたときは、すぐにスマホを置いて、子供の顔をみれるようにするのが大原則です!
子供にゲームをする時間を決めているのと同じように、親もスマホをみる時間を決めること!
☆スマホのルール☆
- 子供が起きているときは触らない
- 大事な要件は子供に伝えてから触る
- スマホが気になる時は短時間、子供に見えないように
子供がゲームに依存しはじめたら
ゲームは楽しいので、子供が自分の力で時間内におわるのは難しいです。
子供がゲームをするときには、必ず約束をさせること。
我が家のルールは
- 宿題などやることがおわってから
- 最高2時間まで
- 1時間たったら休憩すること
- 約束を破ったら次の日はゲームなし
約束のポイントは、
- やるべきことを明確に示す
- 約束を破ったときの罰を伝える
- 約束を破ったら必ず罰を与える
また、ゲームを長時間やるとなぜいけないのか、を子供と話し合うのも大事。
ゲーム自体は悪いものではないので、自分でコントロールできるように根気強くつきあいましょう。
学力が心配だという場合は、ゲーム感覚で学べる学習タブレットなどを使うのもおすすめ。
参考⇒RISU算数を1年続けた体験談!本当に効果あったのか?
まとめ~スマホから離れた結果~
私も実際、上記のように心がけました。
すると、ストレス解消のためにスマホをみていたはずが、スマホがストレスになっていたことがわかりました。
子供にゲームをやめさせたいときは、外遊びしかないと思っていましたが、「今日はママはスマホしないから、みんなもゲームせずに何かして遊ぼう!」というと、始めはゲームしたがっていた子供たちも、すごろくやかるたなど、おうち遊びを楽しんでいました。
そして、ほんの30分ですが、大満足の顔!お手伝いもよくしてくれるようになり、関わりが増えました。もちろん、笑顔も増えましたよ!
スマホはなくてはならないアイテムですが、子供との関わりも大切にしたいですね。
自分の時間がなくてストレスがたまる、というのなら、子供と一緒に家事をして、子供が寝ている間は自分の時間にする、というのがいいでしょう。
おそらく、私はまた再びスマホ依存になるかもしれません。
この記事を読んでいるみなさんも、スマホ依存に行きつ戻りつするでしょう。そのときは、またこの記事を読み返して軌道修正しましょう!