【算数のケアレスミスをなくす方法】小学生は親子でミスの原因を突き止めるべし!

ケアレスミスは、中学受験などの大切な場面では大きな差になってしまいます。

たった1点のミスでも合否をわけることがあるからです。

しかし、家庭学習での子供への対応によって、ケアレスミスをなくすことは可能です。

 
さんさん
ポイントを押さえればゼロにできる!

その前に、ケアレスミスを減らす前に、ケアレスミスか理解不足かの確認をしましょう。

ポイントは

間違えた問題をもう一度やらせてみる

そのときに、すぐに間違いに気づけばケアレスミス、そうでなければ理解不足です。

理解不足の場合は、別の対策が必要です。

ケアレスミスをなくす方法は、「ミスを認め、原因を突き止めること」。

まずは、ケアレスミスの種類による対策法をご紹介します。

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ケアレスミスは3種類

ケアレスミスには、大きくわけて3種類あります。

  1. 問題の読み間違い
  2. 転記を間違えている
  3. 計算が間違えている

ケアレスミスの種類によって、対象法が異なります。

問題の読み間違い

問題の意図を間違えて理解していたり、問題の主語と述語がわからなくなることで起こるミスです。

問題文をよく読まずに一部だけをみて問題を解こうとする子によくあるパターンです。

リンゴの数を聞かれているのに、みかんの数を答えようとする

Aくんが持っているリンゴの数をきかれているのに、Bくんがあげたリンゴの数を答える

「合わせて」という言葉をみつけたのですぐにたし算をつくる

<対処法>

  • 文章を丁寧に読む
  • 主語・述語に印をつける
  • 「何を答えるのか」に焦点をあてる

どうしても読み飛ばしてしまう子には、音読させるのもよい方法です。

※おすすめ記事:【読書で算数が得意になる?】おすすめは推理小説!読書習慣のつけ方と読むべき本を紹介!

転記を間違えている

文章題では、以下の部分で転記ミスが起こる可能性があります。

  • 問題文から式を作るとき
  • 式をひっ算にするとき
  • ひっ算ででた答えを式の部分に書くとき
  • 式の答えを解答欄に書くとき

転記する部分が多いので、はじめの部分で書き間違いがあるとすべてがバツになって大きな失点になります。

りんご21個、みかん12個の合計を答えるところを、「21+2」などと書いている

答えが「33個」なのに、回答欄には3個と書いている

回答欄に書くのを忘れている

<対処法>

  • 数字の部分に印をつける
  • 字をきれいに書く
  • 解答後に気を抜かないよう気を付ける

計算がおわって満足して次の問題に気をとられて書き忘れることは多いです。

あとから空白がないか見直しすることも大切です。

※おすすめ記事⇒【おもちゃの選び方で将来が変わる?】算数に強くなる知育玩具とおすすめしないおもちゃ

計算が間違えている

単に計算間違いと片付けるのではなく、子供によって間違えやすいクセがあります。

どのような計算間違いをしたのかを、じっくり観察し、原因を突き止めることでケアレスミスを防ぐことができます。

かけ算を4×6=28など、間違えて覚えている
「43-27=24」など、繰り下がりが必要なのに引ける方から引く

<対処法>

  • なぜその答えになったのかを考える
  • 計算方法を理解しているか確認する

簡単なたし算・ひき算の場合、九九と同様に式と答えをセットで覚えている子もいます。

間違えて覚えていないかもチェックしましょう。

ケアレスミスが多い子への対処法

ケアレスミスは注意力が散漫になることで起こりやすいため、子供に「気を付けて」というだけでは、どこに気を付けたらいいかわかりません。

家庭学習の中で、どのような状況のときにケアレスミスが増えるのかを観察するのもよい対処法。

たとえば「早くゲームをしたいから宿題も早く終わらせたい、ゲームのことを考えながら宿題をしている」

というのもよくあるパターン。

 
さんさん
うちの長男がそんなタイプでした!

親子でケアレスミスの原因をつきとめ、子供のタイプに合わせてどうしたらいいかを考えるのがポイントになります。

間違えても気にしない子

ケアレスミスが多い子は、間違えてもあまり気にしていない場合が多いです。

間違えることよりも、「課題を終わらせる」ことしか興味がないため、答えの書き忘れも多い傾向に。

子供が取り組んだ課題は必ず一緒に見直しをして、間違えたところをやり直しさせるようにしましょう。

また、満点をとることを目標にするのも有効です。

失敗したくなくて頭が真っ白になってしまう子

「いつもはできるのに、テストはどうしてこんな低い点数をとるんだろう?」という子に多いパターン。

失敗を恐れて慎重になりすぎるあまり、少し見慣れない問題がでると頭が真っ白になって問題が解けなくなってしまいます。

結果、求められているものと違うことを答えたり、複雑な式を作ろうとしてしまいます。

そのような子には、ストレスを与えないことが大切。

テストの点数やバツの数には一切ふれず、どこが間違えているのかを淡々と確認しましょう。

また間違いを過度に恐れないように「また一つできるようになったね」とポジティブな声かけを心がけましょう。

スピードを求める子、のんびりしすぎる子

早さを求めすぎて間違いが多くなる子がいます。

逆にのんびりしすぎる子は他のことを考えてしまって肝心なところが抜けてしまうことがあります。

その子にあわせて、時間制限をかえて取り組ませるとよいでしょう。

解くスピードをコントロールし、どれくらいのスピードならミスせずに解けるのかを感覚でわかるのが理想です。

のんびりタイプの子に時間を急かすのはやめるべきですが、ある一定の時間内で解ききる練習をすることで、集中力が増し、逆にケアレスミスが減ることがあります。

特に以下のポイントには注意しましょう。

  • 早さを求めない
  • 時間をせかさない

まとめ

ケアレスミスは特に算数においては得点に大きく関わってきます。

親は家庭学習の中で、子供のミスの傾向を見つけることが大切。

ケアレスミスは誰にでもおこりうること。

子供の特徴に合わせて焦らずにフォローしていきましょう。


算数に特化したタブレット学習「RISU算数」では、AIを利用した弱点発見システムがあります。

ミスが多い問題をピックアップし、解説動画でフォローしてくれます。

つきっきりで見れない親には、メールで通知がくるので、子供がどこでつまづいているのかわかりやすい仕組み。

※実際にきたメール。下に動画もついていました。

 
さんさん
安心ですね。

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