- お友達はかけ算も知ってるのに、うちの子は全然・・・
- 親の私が算数苦手だったから仕方がないかな・・・
- やっぱり塾に行かせた方がいいのかも・・・
まわりの子と比べて、自分の子は算数ができない、とあせる気持ちはとてもわかります。
しかし、幼児のうちにかけ算やわり算ができないのは当たり前。それに、足し算や引き算を習うのは小学校に入ってからです。
※参考→【やりすぎ注意!】小学校入学前の5歳で到達したい算数のレベル
幼児期は遊びの中で自然に算数力を身につけていきます。
塾を否定するわけではありませんが、親があせって算数プリントをやらせるようでは、子供は算数嫌いになってしまうかも。
「算数力」について詳しくはこちら→【算数が得意なだけで得をする!】幼児期からできる算数好きになる子育て方法
結論として、テレビゲーム以外なら、どんな遊びでも子供の算数力は上がります。
※ある程度の年齢以上になると、ゲームで成績があがるという話もあります→【ゲーム禁止は古い!?】頭がよくなるスイッチのゲームソフト5選!算数も得意に!?
算数が苦手にならないためには、子供に「学ぶことは楽しい」と思わせることが大切。
この記事では、どうしても子供に学習プリントを与えがちな親のために、算数が得意になる遊びについて具体的にご紹介します。
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算数が得意になる外遊び
外遊びは、算数好きになる要素がたくさんあります。
- 遠くのものから近くのものまで、立体感覚が身につく
- 木や石のような不自然な形を使うことで重量感やバランス感覚が身につく
- 鬼ごっこやかくれんぼなど、友達がどこに行ったかの想像力が身につく
- 虫取りなどで、どうやったら上手に捕まえられるかを考える思考力が身につく
ここでは書ききれないくらい、五感をフルにつかうことのできる外遊びは効果的なんです。
幼児期は年齢にもよりますが、お友達と上手に遊べない子はまだたくさんいます。
そこで、親子で遊べるおすすめの外遊びを3つご紹介します。
ボール遊び
ボール遊びは、子供の発達にとてもいいんです。
ボール遊びと一言にいっても、たくさんの動作が含まれます。
- ボールを目で追いかける
- ボールの動きを予測する
- ボールの動きに合わせてつかみに行く
- ボールを狙ったところへ投げる
これらは、観察力、瞬発力、空間認識力を身につけるので、算数が得意になる遊びの一つ。
この時に、数を数えながらボールをやり取りするのもおすすめ。
幼児期なら、柔らかく両手でつかみやすいボールを使い、小さい公園でもできる遊びです。
おままごと
おままごとはおうちの中でする遊び、だと思っていませんか?
地面に落ちている葉っぱ、石、木などをつかって外でおままごとをするのはおうちでやるより効果的。
自然のものは形は様々で、図形の認識が得意になります。
- ちぎった葉っぱをもとどおりにくっつける
- 石の平な面ととがっている面を上手に使って組み立てる
- 土を同じくらいの量にわける
家の中なら決まった大きさのおもちゃですが、自然のものは少し大きさも重さも違うので、数量感覚も身に付きますね。
小さい公園の端っこや、庭でもできる遊びです。
虫取り
バッタやカマキリなど、虫取りは試行錯誤力が身に付きます。
上手に捕まえるには、力加減も大切。
- 虫の進行方向を予測する
- 逃げられたら次はどうやったら捕まえられるか考える
- 捕まえられたときの達成感を味わう
試行錯誤力は難しい算数問題を解くときに発揮します。
- やってみる
- 失敗する
- 次はどうしたらいいか考える
- うまくいく
この繰り返しが、「ちょっと難しい問題を解いてみよう」という気持ちにつながります。
算数が得意になるおうち遊び
外遊びの効果は絶大ですが、雨が降ったり、体調がよくない日はおうちで過ごしたいですよね。
子供が算数好きになるには、親も好きになることが大切。
特別な教材を買わなくても、家の中にあるものでできる遊びを3つ紹介します。
すごろく
幼児が算数感覚を学ぶのに最適なのがすごろくです。
サイコロで出た数をすごろく上のコマを数えながら進むことで、数字の感覚が身に付きます。
最初は自分のいる位置を「1」と数えてしまうので、我が家では「0、1、2・・・」と数えて教えていました。
- 実際にコマを進めることで、数量感覚が身に付く
- 1マス飛ばす、戻る、などでルールが身に付く
- 2つのサイコロを使えば足し算、引き算の感覚も身に付く
すごろくは自作することもできるので、子供と一緒に作ってみるのも楽しいですよ。
より高度な計算ができるように
- 2つのサイコロを足した分進める
- 大きい目から小さい目を引いた分進める
- かけ算をして一桁目の数字だけ進める
など、独自のルールでたくさん楽しみましょう。
トランプ
トランプは様々な遊び方がありますが、幼児期には、定番の神経衰弱や七並べがおすすめです。
- 数字が読める、並び方がわかる
- 数字に親しむことができる
トランプで遊んである程度数字に慣れてきたら、応用的な遊びを楽しむことができます。
たとえば、神経衰弱のようなルールで
- 9以下のカードを集める
- 2枚引いて、10になる組み合わせをつくったらOK
「足して10になる組み合わせ」は、小学校の算数ではとても重要な要素です。
さらに応用したければ、指定の数字にするために、2つ以上のカードを組み合わせるゲームもできます。
トランプは工夫しだいでたくさん遊べますよ。
工作
工作は、立体感覚を学ぶのに最適な遊びです。
特別なおもちゃを買わなくても、ティッシュペーパーの箱やトイレットペーパーの芯などでいくらでも工夫できるところが魅力です。
- 組み立てることで立体感覚が身に付く
- 工夫して物を作り上げることで想像力が身に付く
- 最後までやり抜く力が身に付く
工作はどうしても親が手を貸したくなりますが、できるだけ子供の思うようにさせましょう。
悩んでいたら、少しヒントを与えるくらいです。
まとめ~「親子で一緒に」がポイント~
算数好きにするためには、親子で一緒に楽しく遊ぶことが大切です。
ただ遊ぶだけでなく、声かけも大切。
- 何個あるかな?一緒に数えてみよう。
- これとこれはどっちが多い(重たい)かな?
- どうやったら上手にバランスとれるかな?
算数プリントをたくさんやるよりも、遊びを親子で楽しんだ方が、親も子も楽しいですよね。
親子遊びが苦手だという人へ算数好きになるおすすめの遊びまとめ
☆おすすめ外遊び☆
- ボール遊び
- おままごと
- 虫取り
☆おすすめおうち遊び☆
- すごろく
- トランプ
- 工作
幼児のうちは、塾や算数プリントよりも、親子でたくさん遊びましょう。
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