- 子育ての情報がたくさんありすぎて、わからなくなってきた
- 賢い子に育ってほしいけど、自分の育て方が大丈夫か心配
- 塾や習い事に行かせたいけど、金銭的に無理
知り合いの方に、東大を卒業し、ある資格をとるためにハーバード大学まで卒業した子を育てた方がいます。
その方(Aさんとしておきます)は、70代後半ですが、とてもはつらつとしていて、今でもバリバリ仕事をこなしています。
Aさんについて
- 当時ではごく普通の貧乏な家で育った
- お母さんは病弱で早くに亡くなった
- 夫は普通のサラリーマンでほぼ家にいない
- 今でいうワンオペで年子を育てた
先日Aさんとゆっくりとお話を聞く機会があり、どのような子育てをされたのかきいてみました。
手作りごはんで栄養をしっかりとる
Aさんは、子どもが小さいころは専業主婦で二人育てたそうです。
当時は貧乏で食べるものが十分になかったので、工夫して三食プラスおやつをすべて手作りしていました。
おやつもメリケン粉(小麦粉)と砂糖だけであらゆる工夫をしてたそうです。卵なんて高くて買えない時代でした。
なぜ手作りがよいのか
自分でお菓子を手作りすることで、材料は何か、どうやって作るのかを理解できます。
お店で売っているものは、誰かが作ったものです。 パンやクッキーなど子どもが大好きなおやつはお金を出せば簡単に買うことができます。
しかし、この中には何が入っているか、子どもは想像できません。
実際にパンを作ってみると、小麦粉、バター、水、塩、イースト菌をまぜ、こねて発酵させ、形を作り、また発酵させ、オーブンで焼くという大変な工程でできあがることがわかります。
「イースト菌って何?」っていう子供の疑問。それが好奇心や、学びにつながるんだよ。
焼きたてのパンはとってもおいしいです。
砂糖やバターがたっぷり入ったお菓子じゃなくても十分満足できるおやつなので、体にもいいですね。
手作りする時間がないときは
おやつだけでなく、普段の料理に参加させるのも大切です。
切る前の野菜を見せるだけでも、子どもにとっては意外な発見になります。
とAさんは言われていました。
親子で手作りするのが難しいと感じる方は、通信教育のZ会をおすすめします。
1、2年生の「経験学習」では、親子でパン作りを楽しみながらパンが膨らむ仕組みを学ぶなど、私も娘と楽しく取り組みましたよ。幼児コースでは、「ぺあぜっと」という親子遊びを通して学ぶ教材があります。
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本をたくさん読む
Aさんの息子さんたちは塾にはいかず、かわりに本をたくさん読んでいました。
Aさんも、子どもが小さいころは、毎日読み聞かせをしたそうですよ。
本好きになるメリット
本を読むと、国語力があがります。
特に読み聞かせでつく力は絶大で、絵本の中で「これ、どういう意味?」と聞かれたときにすぐに答えることができます。
さらに、絵本の世界に入って親子で会話することで、自分の気持ちを言葉にしたり、人の話を聞いたり、というコミュニケーションの力がつきます。
<本好きになるメリット>
- 語彙が増えることで、言葉のトラブルに巻き込まれない
- 想像力が高まり、相手の気持ちが理解できる
- 本から多くの情報をインプットすることができる
子どもが本を読みたがらない場合
本を読まないのは、親の働きかけが少ないから。
本を買い与えて「今日はこの本を読みなさい」と放置していると読んでくれません。
小さい子の場合、本好きな子どもになってほしいときは、読み聞かせをしましょう。
読み聞かせができない言い訳でもっとも多いのが、「時間がない」。だから、以下のことを自問してみてください。
- たった、10分の時間が取れない?
- 10分寝るのが遅くなるだけで何か影響ある?
子どもを膝にのせ、一緒に絵本を楽しむことを繰り返すと、自然と本が好きになります。「これ読んで!」と本を持ってくるようになったら大成功!
小学生以上とある程度大きくなっていたら、読み聞かせよりも興味のあるもので文章を読むように仕向けましょう。
- 子供の興味がある分野
- エンターテイメント性があるもの
短い文章でもいいので、「読む」ことを積み重ねましょう。具体的には以下のものでもOK。
- 雑誌
- マンガ
- なぞなぞ
- ゲーム攻略本
- 手作り系の本
他にも、興味のあることをスマホやパソコンで調べることも文章を読むきっかけになります。
国語力があれば英語力もあがる
英語育児は小さい頃からやった方がいい、という考えで国語力が無視されがちですが、国語力がないと英語力も伸び悩みます。
英語も日本語も基本的には、「読む」「書く」「聴く」「話す」の4技能。
語彙力も年齢とともに増えていきますが、日本に住んでいる限り、日本語よりも英語の方ができる、ということはありません。
外でしっかり遊ぶ
今の時代、小学生になる前から公文などのお勉強系の習い事をしている子が多いです。
もちろん、賛否両論ありますし、共働きのため、このような習い事で子どもの時間を埋めている方もいます。
ただ、Aさんが言うには、「勉強は本を読むだけでいい、遊びたい時期は遊ばせた方がいい」と言われています。
外遊びは理科と社会の原点
外遊びにはいいことだらけ。自然に触れることで多くの学びがあります。
学校で習う理科は、すべて自然の出来事のなぞを学ぶもの。
外に出ると以下のことが学べます。
- 風の動きや草木のにおい
- 虫や鳥の声や実際の大きさ
- 石や葉っぱ、花の手触り
- 働く車や人の動き、話し声
自然や社会を学ぶ教材はたくさんありますが、家の中だけでは学べないことがたくさんあります。
自然だけでなく、人工物や働く人の動きや雑音は、世の中がどのように成り立っているのかに興味を持つことができます。
算数脳が育つ
算数脳とは、想像力や論理力など脳のいろいろな場所を働かせて問題を解く力です。
外に出ることで身につく算数脳を具体的にあげると
- 鳥や草木を数えて数字の感覚が身につく
- 石などを集めてどちらが多いかという数量感覚が身につく
- 家の中よりずっと広くたくさんの物があるため、立体感覚が身に付く
家で積み木遊びをするのもよいですが、落ち葉や枝を集めて工夫して立体物を作ったりとおもちゃがなくても、工夫して遊べます。
外遊びには、算数脳を発達させる遊びがたくさんあるんです。
算数脳について詳しくはこちら→算数が得意な子は将来伸びる!RISU算数で中学受験対策を完成させよう!
RISU算数は、幼児のころから算数に親しみ、無理なく算数脳を伸ばせる教材。
本来なら、申し込むと即1年契約になるところですが、以下のURLから申し込むと、特別に一週間1,980円でお試しすることができます。
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体が丈夫に!情緒も安定!
外でたくさん走り回ると体力がつきます。
暑くても寒くても外遊びをたくさんする子は、熱さ寒さで体調を崩しにくくなります。
☆外遊びのメリット☆
- 情緒が安定する
- 体力がつく
どれだけ賢くても、心身が丈夫でなければ、受験勉強など現代社会の過酷な競争に勝てません。
外遊びは親が大変かもしれませんが、子どもと一緒に外にでると、気分転換になります。何より、子どもが楽しそうに走り回っている姿をみるのは親としてうれしい瞬間です!
子どもが大きくなって小学校にあがれば、キャンプやピクニックにでかけるのがいいですね。Aさんもよく行ったそうです。
まとめ~勉強よりも大事なこと~
以上、私がAさんに聞いたことを、私の思いも織り混ぜてお伝えしました。
☆賢い子どもに育てるポイント☆
- 親子で手作りを楽しむ
- 親子で本を楽しむ
- 親子で外遊びを楽しむ
一言でいうと、親子で楽しむことが大切!
実はAさんのお子さんは、小中学校はまったく勉強しなかったそうです。
しかし、あるとき急に勉強をし始めたそうです。親にはきっかけはわかりません。
そんなAさんがいうには
時期が来たときのために、しっかりと土台をつくってあげたいですね。