「ベネッセ「第5回学習基本調査」データブック[2015] 」によると、小学生の一日の平均学習時間は1時間35分という結果がでています。
最低限の家庭学習時間は「学年×10+10分」と学校からいわれていました。
たとえば、1年生なら20分、2年生なら30分です。
宿題を集中してやれば、宿題だけで最低限の家庭学習時間に到達しますね。
でも、うちの子はゲームとYoutubeばかりで全然勉強しないんですけど・・・
みんなこんなに勉強してるの!?やばい!!
と考えている方へ。
勉強嫌いの子が勉強が好きになる方法をお伝えします。
小学生の平均学習時間が増えている理由
まずは、なぜこんなに学習時間が増えているのか考えてみましょう。
個人的な視点になりますが、以下の理由が考えられます。
- 学習塾に通う子が増えている
- 学童に通う子が増えている
塾では一日60分程度学習するので、学校の宿題と合わせると普通に1時間35分になります。
一般的な学童では、学習は自主的に宿題をするだけですが、保護者の役割が負担であることから民間学童に通う子が多くいます。
民間学童では、プラスアルファの学習や習い事を提供するところもあるので、学習時間が増えます。
家で自主的に勉強しているわけではなく、塾の宿題も含めたものである可能性が高いですね。
勉強嫌いの子が勉強好きになる方法
平均で1時間35分勉強しているので、子供にも家で勉強させたい。
でも塾や民間学童に通うお金はないし・・・
という方へ。
親の一工夫で子供が勉強好きにかわります。
目標は小さく、たくさん作る
子供をやる気にさせるには、ほんの少しの量をまず終わらせる、ということを積み重ねていくこと。
目の前にプリントを山積みされて、
「これを1時間以内にやってみよう!」といわれても、取り組む気にならないですよね。
他の例をだすと、家中を大掃除しよう、といわれると、どこから手をつけたらいいかわかりません。
でも、「キッチンだけピカピカにしよう」という目標ならできそうですし、やり始めると「ついでに棚も片付けておこうかな」という気になれます。
だから、子供をやる気にさせるには、「とりあえず漢字だけでいいよ」とやらせる。
できたらほめて、「ついでに計算もやっとく?」とうまくのせていく。
子供によれば「漢字だけっていったでしょ。計算はあとでやる」というかもしれません。
そんなときは「そうだよね、じゃあ○○がおわったらしようか」と具体的にいつやるのかを約束しておきましょう。
遊びの時間、できれば体を動かす時間を作る
子供が遊べる時間をしっかり作ってあげましょう。
「ついでにこれもやっとく?」を繰り返してしまうと、だんだん子供も嫌になってきて、次から学習に取り組んでくれなくなります。
「ここまでやったら遊びにいこう!」
という目標をつくり、遊びの時間は夢中になって遊ぶくらいがよいです。
さらに、遊びは体を動かすものがより効果的。
体を動かすと全身の血流がよくなり、頭の働きもよくなります。
ゲーム感覚で学習できる工夫をする
子供の学習を習慣化するには、「勉強=楽しい」になるようにゲームにしてしまうのもおすすめです。
たとえば、「このプリントは10分以内に終わらせることができるでしょうか?」とクイズにしてみてもいいですね。
兄弟がいれば、競争させるのもいいです。
ゲーム感覚にするときは、答えの正確さよりも、まずは「取り組んだ」という事実を受け止めましょう。
親も勉強する
親が勉強する姿をみせるのはかなり効果的です。
親がスマホでゲームをしながら「勉強しなさい」といっても、子供は「ママは遊んでるのになんで私だけ!?」となります。
⇒参考:【危険!】子育て中の親のスマホで子供の学力低下も!?スマホ依存を治す方法
子供は親が何もいわなくても、親の行動をよく見て感じています。
親が本を読んでいたり、勉強している姿をみれば、それが普通だと思うようになるので、継続化しやすくなります。
我が家の子供たちの学習時間を公開!
我が家には小学5年生と2年生の二人の小学生がいます。もう一人は幼稚園児です。
子供たちの平日・休日の過ごし方は以下のとおり。
平日 | 休日 | |
---|---|---|
6:30 | 起床・朝の準備 | たまに起床 |
7:30 | 登校 | 起床 |
7:30~9:00 | 学校 | ゆっくり朝の準備・タブレット学習など |
9:00~12:00 | ↓ | 習い事・外遊び・お出かけなど |
12:00~15:00 | ↓ | オンライン英会話・読書など |
15:00~16:00 | 帰宅後すぐ宿題 | ゲーム |
16:00~18:00 | 外遊び・ゲーム | 外遊び |
18:00~21:00 | 夕食・風呂・通信教育の学習・読書 | 平日と同じ |
21:00~21:30 | 就寝 | 就寝 |
我が家は学習時間はあまり把握していません・・・
幼稚園児もいるため、どうしても遊びの時間が多くなってしまいますが、遊びも大切だと思っています。
⇒参考:【塾に行くより効果的!】幼児期に算数嫌いにならないための親子遊び6選
そのかわりに、社会問題についての会話は積極的にしています。
私の感覚ですが、長女(5年生)長男(2年生)の学習時間は読書も含めると以下のような感じです。
- 長女:平日2時間・休日3時間
- 長男:平日1時間・休日1時間
長女は学校の宿題である自主勉に気合をいれて取り組むので、自主勉のネタ探しのために読書をし、まとめる、という作業に時間がかかっています。
長男はタブレット学習でなんとか学習時間を確保しているといった状況。
もちろん、まったく勉強しない日もありますが、通信教育をつかって、宿題がない日でも学習する習慣を絶やさないように工夫できています。
習慣づけのためのタブレット学習はRISU算数がおすすめ
我が家が利用しているRISU算数は、学習習慣をつけるためにおすすめです。
ちなみに、長男はチャレンジタッチ・長女はZ会タブレットコースも受講しています。
どれも優秀なのですが、RISU算数は1つの学習単位がとても少なく、取り組むハードルが低いので、学習習慣をつけるのに最適だと感じています。
これが一つの単位↓
一つの単位が集まって1ステージになっています↓
- 目標は小さく
- ゲーム感覚で
勉強嫌いの子が勉強を習慣化するステップがRISU算数にそなわっています。
RISU算数は1年契約ですが、1日5分でも毎日1年間継続することがが習慣作りには大切なこと。
これから学びを深めていくためには、継続力が一番の利点になりますよ。
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